となりのトトロ 原作は絶版小説はデマ!ただし小説は実在する!

   


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となりのトトロの都市伝説に、絶版と

なった原作小説というものがあります。

 

この噂は事実なのでしょうか?

 

通常、絶版となった本は手に入りません。

 

ですので、事実かどうか証明できない

ような気がします。

 

しかし。

 

高度に情報化された現代の日本では、

過去に絶版となった書籍ですらも

「販売されたかどうか」であれば

把握ができます。

 

調査の結果をまとめましたので

ご覧ください。

 


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結論

 

絶版となった「隣のトトロ」なる本は

実在しません

 

つまり「隣のトトロ」というタイトルの

絶版小説が存在するという噂はデマです。

 

根拠としては、以下3点が挙げられます。

 

 

国会図書館に納入されていない

 

日本の全ての書籍が置いてあるという、

国会図書館。

 

日本国内で発行されたすべての出版物は、

納本制度と呼ばれるルールにより、

国会図書館に納本されなくてはなりません。

 

これは、昭和23年に制定されているため、

となりのトトロが製作された昭和62年には

入手可能であったはずの幻の原作小説、

「隣のトトロ」も納本されているはずです。

 

しかし、検索しても出てきませんでした。

 

 

データベース日本書籍総目録にもない

 

データベース日本書籍総目録とは、

日本国内で発売された全ての書籍が検索

でき、絶版となった本もその情報が記載

されるデータベースです。

 

こちらのデータベースにも、「隣のトトロ」は

存在しませんでした。

 

 

そもそも宮崎駿が否定している

 

となりのトトロの監督である宮崎駿が

自分でオリジナル脚本であることを

明言しています。

 

実は原作が存在したが隠していると

主張している方もいますが、それなら

原作は「隣のととろ」ではないでしょう。

 

全く同じタイトルでは隠す気があるとは

思えませんよね

 

 

上映前に書かれた小説は実在する!?


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「絶版となった原作小説」なる本は

存在しませんでしたが、その過程で

「小説版 となりのトトロ」が存在する

ことがわかりました。

 

しかも、刊行日は1988年4月です。

 

となりのトトロが公開されたのも、

1988年4月です。

 

この小説は、映画公開と同時に初めて

発表されたものではなく、アニメージュ

という雑誌で連載されていたものを

まとめたものです。

 

つまり、映画公開より前に書かれた

小説ということになります。

 

タイトル:小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫)

著者:宮崎駿 久保つぎこ

小説 となりのトトロ (アニメージュ文庫)

 

内容は?

 

絶版ではなく、誰でも気軽に買える

ため、ここではネタバレになるような

内容は伏せておきます

 

基本的には、映画と同様のストーリーで、

映画では語りきれなかった裏設定の

ようなものが含まれています。

 

気になる方はぜひ読んでみてください。

 

都市伝説にあるような凄惨な内容では

ないので、安心しましょう。

 

 

最後に

 

「絶版」という言葉を盾に、いい加減な

都市伝説が流布されている現状には、

トトロファンとして悲しいものがあります。

 

しかし、日本国内で一般販売された

書籍であれば、絶版していたとしても

刊行されたかどうか調べる術があります。

 

その結果、都市伝説にある凄惨な内容の

原作小説は実在していないことがわかりました。

 

となりのトトロは、サツキとメイを

中心にした、温かいストーリーです。

 

このデマの元となったものかどうかは

定かではありませんが、小説版の

となりのトトロは今でも購入できますので、

興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

 


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 - 都市伝説・うわさ