トトロのさつきとメイの母親の病名は?精神病はデマ!演出覚書で触れた病状とは?

   


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となりのトトロの主人公、さつきとメイは

 

父親と3人で暮らしていますね。

 

母親は離れた病院で入院中です。

 

序盤の会話で「もうすぐ退院できる」と

言われており、作中での電報も実際は

ただの風邪だったことから、危険な状態

ではなさそうです。

 

いったいどんな病気だったのでしょうか。

 


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病名は結核か?

 

宮崎駿の演出覚書によると、母親は

肺の病気」で診療中とされています。

 

母親が入院している七国山病院のモデルが

結核診療所である可能性が高いことから、

母親の病気は結核ではないかと思われます。

 

※結核でほぼ確定です。

下記追記記事をご覧ください。

 

関連:七国山病院のモデル「八国山病院」は実在しない!?

 

 

隔離しなくていいの?

 

20世紀の結核といえば、恐ろしい感染症

であり、隔離が必要な病気のイメージです。

 

しかし、さつき・メイの母親は大部屋に

入院しており、隔離されていません。

 

もしや結核ではないのでは?

 

と思い調べてみました。

 

 

隔離は一時期のみ

 

結核菌を排菌する際、空気感染するの

ですが、排菌が終わった患者からは

感染しません

 

さつきとメイの母親は、もうすぐ

退院できると言われていたので、

すでに排菌が終わっている状態で

体力回復と事後経過観察である可能性が

あります。

 

その状態であれば、大部屋で問題なく、

見舞いに子供がやってきても大丈夫な

ようです。

 

※医療的な専門知識による見解では

ありません。

 

もし結核が疑われる状態であれば、

この記事を鵜呑みにせず、医師の

診断を仰いでください。

 

また、素人に排菌が終わっているか

否かを判断することはできません。

 

咳が止まったら排菌終了ではありません。

 

 

トトロの時代に治る病気だった?

 

昔は不治の病だった印象のある結核。

 

「もうすぐ退院できるんだって」とのセリフや

 

「早く治さなくちゃ」とのセリフから、不治の病

ではなさそうです。

 

 

では、結核ではないのでしょうか?

 

 

トトロの時代設定は1950年代とされています。

 

昭和30年代であり、この当時はすでに結核に

有効な治療法が確立されていました

 

そのため、不治の病ではなく、きちんと

治療をして完治していると考えられますね。

 

 

悲壮感がないなら結核以外の可能性も?


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覚書では「肺の病気」となっており、

七国山病院のモデルが結核診療所では

ないかということで、結核を有力視

していますが、さつきとメイの母親

だけでなく、その周りの入院患者たちにも

悲壮感がありません。

 

となると、結核でない可能性も考え

られますね。

 

 

肺の病気となると、たとえば肺気胸

どうでしょうか。

 

気胸とは、肺に穴が開き、空気が抜けて

潰れる病気です。

 

私も何度か発症したことがありますが、

激痛が走る場合と無痛の場合があります。

 

肺の病気は命に関わる可能性があるため、

医者に行くと即時入院を勧められることが

多いです。

 

穏かな表情をしていても入院しているのは

無痛タイプの肺気胸なのかもしれません

 

なお、肺気胸は「背が高く」「痩せ型」の

人が発症しやすいとされています。

 

入院時の母親はスラっとしていましたね。

 

さつきとメイの母親も、肺気胸での

入院ということも考えられそうです。

 

 

肺気胸の場合

 

ただし、肺気胸の場合は胸腔ドレナージと呼ばれる

処置が必要です。

 

肺に外からホースを繋ぎ、肺から漏れた空気を

吸い出すのです。

 

映画を見る限り、母親はホースに繋がれていない

ので、肺気胸ではなさそうです

 

 

宮崎駿の見解

 

実は、裏設定をあまり話さない宮崎駿ですが、

トトロに関していくつか話したことがあります。

 

その中で、さつきとメイの引っ越してきた家に

ついて、はっきりと「結核患者が住んでいた家」と

明言したことがあります。

 

病気療養のため、とても日当りがよく、

森などの自然に囲まれている立地なのだとか。

 

子供向けの映画だったため、このような裏設定は

あえて作中では可能な限り触れないようにして

いたようです。

 

 

最後に

 

ということで、宮崎駿本人が「結核患者の

住んでいた家」に引っ越したと宣言したため、

母親の病気が結核であることはほぼ確定でしょう。

 

※ただし、結核患者の家に越しただけで、

母親が結核と宣言してはいません

 

少なくとも、都市伝説にあるような精神病では

ないようです。

 

 


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